オウトツムゲツ*

思い出して良かった。
今月はこの本だー

【著作】朝井リョウ
【出版】集英社
【表題】桐島、部活やめるってよ

【内容】帯抜粋
１７歳が踏み出す一歩は、世界をまたぐほど大きい。

バレー部の「頼れる」キャプテン桐島が、突然部活をやめた。
それがきっかけで、田舎の県立高校に通う５人の生活に、小さな波紋が広がっていく・・・・・・。
野球部、バレー部、ブラスバンド部、女子ソフトボール部、映画部。
部活をキーワードに、至るところでリンクする５人の物語。


第２２回小説すばる新人賞受賞作です。
ブランチでも紹介されてましたね！それ見て買ったんですけど（笑
作者は１９８９年生まれの大学生です。すげえ（笑

オムニバス形式ですらーっと読める。
桐島君すげーよ桐島君。
他人に影響を与えるほど輝いてるんだよ桐島君。
だからこそ悩むんだね若いね！

学生だからこそ書ける話だなーある意味日記のような。
心の揺れ動きがリアル。
うわあこんなんあったなあ、とか、うわあ分かる・・・と共感できる部分が多々。
沢島亜矢ちゃんの回とかねー　女子ならわかるううう！！！みたいな
いやわたしは純粋な女子じゃないんで＾＾
深追いしすぎず適度な具合ってのが、すらーっと読める原因かもしれないけど、そこが逆に「これが学生！」って感じ。
あと生徒の中での上と下っていうのが的確で印象的。

ていうか文章がね！きらっきらしてるよ！彩やかっていうのか・・・うん。

読もうと思ったきっかけは（ブランチで紹介されてたのもそうだけど）
ほら、勿忘草・・・青春だろうから・・・ｗ
インスピを呼び寄せるために、ちょっといつもと違う本を読もうと思って（笑
読んだら全然「いつもと違う」どころか、どストライクだったんですけど！読んで良かった。
ぶっちゃけこれボイスドラマにしてええとか思ったけど・・・自重しときます（笑